坂下初市「奇祭」大俵引き!地元民が伝える見どころや近隣の駐車場!

坂下初市

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400年続く福島県会津坂下町(あいづばんげまち)の伝統行事です。

重さ5トン、長さ4m、高さ2.5mの大俵を下帯姿の男衆100名程が東西に分かれて引き合い、その年のお米の作況や値段を占う勇壮なお祭りです。
 
 
東組が勝ったときはその年の米の値段が上り、西組が勝ったときは豊作になるといわれています。

雪の中で行われる大俵引きは圧巻。とても熱気があり、見ごたえがあります。大俵の引き子になると、1年間無病息災になるといわれており、全国から引き子が集まります。
 
 
祭りの終盤には、「福豆俵まき」という、365個の小さな俵が大衆にばらまかれます。拾うと一年間の福が授かると言われており大人気です。
 
 
会津坂下町では一番大きなお祭りで、柳津町の七日堂裸参り・会津美里町の高田大俵引きと並び「会津三大奇祭」と呼ばれています。

初市は、毎年正月14日に開催される「市」のことで、一年最初の市で「初市」と呼ばれています。

この初市で起き上がりこぼし(家族の人数+1個を買うと幸せになる)が販売されるので、各家庭で必ず購入します。
 
 

○○の楽しみ方・見どころは?

【見どころ】
14日のふんどし姿で大俵を引く「大俵引き」が写真映えもあり注目されますが、実は前日13日夜から祭りは始まっており、この13日こそが見どころです。
(地元町民すら知らない、前日の行事があります)
 
 
前日13日の夜に町の橋本地区にある神社から、「市神様」(市の神様)をお運びする儀式があります。
「市神様の移御(いちがみさまのいぎょ)」といい、真っ暗な暗闇の中で宮司が祝詞をあげ、地区の人々が市神様を会場までお運びし、まつります。
 
 
14日、祭りが終わると市神様を神社にお運びします。これがとても厳かで神秘的で素敵な儀式です。
しかしこの儀式はほとんど知られておらず、見物人はいつも数人です。個人的にはぜひ見てほしい儀式です。
 
 
【楽しみ方】
前日の13日夜の「市神様の移御」を見る。(ほとんど見物人がいないので、ゆっくり見られます。)
 
 
昼過ぎに大俵引きが行われるので、それまでは祭りを散策。起き上がりこぼしなどの縁起物の市を見たり、会津名物料理を堪能します。
 
 
会津地鶏や地元のローカルな郷土料理の屋台などが、商店街のメインの通りにずらりと並ぶので、食べ歩きも楽しいです。

大俵引きが始まる前に場所を確保し(立ち見です)、鑑賞する。また、大俵引きは一般参加も可能なので、大俵引きに参加する。
当日の飛び入り参加では普段の恰好のままになるので、事前申し込みをして下帯姿で参加するのがおすすめ。地元民と一体になる祭りの楽しい雰囲気を更に体感できるはず。
 
 
その後は福豆俵まきがあるので、役場前に移動して福豆俵を拾う。
雪が降るととてもインスタ映えの写真が撮れます。
 
 
会津坂下町では一番大きな祭りで、400年の伝統もある行事ですが、まだまだ人手は少なく全国区の祭りではありません。
特に前日の「市神様の移御」はほとんど知られていません。
 
 
会津の三大奇祭と呼ばれるほどの伝統がありますが、伝統を続ける苦労や問題も山積みでもあります。
特に大俵を藁で手作りする職人の高齢化や担い手不足が深刻です。
 
 
知名度がないこのお祭りが、全国から観光客が訪れる祭りになれば、問題が緩和されていくのかなと思います。

 
 

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開催場所と開催時期、日程

開催場所:
開催場所は、福島県会津坂下町の町役場前の道路です。町役場前の道路が町内の商店街でメインストリートになっており、町役場前の通り一帯が会場です。

開催時期:
2019年1月14日(曜日に関わらず毎年1月14日開催)

 
 

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アクセスは?公共交通機関(電車・バス)と車のどっちがおすすめ

アクセス:

【電車】
会津若松駅から会津坂下駅はJR只見線で40分。

【バス】
会津若松駅や喜多方駅から会津バスで40分。

電車の本数がとても少ないので、時間が合わないときはバスもおすすめです。

【車】
磐越自動車道新鶴スマートICより車で約10分

近隣の施設が臨時駐車場になります。中央公民館・健康管理センター・JA駐車場・営林駐車場・南小学校校庭など500台程度。

 
 

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混雑具合、来場者数など子供やお年寄りと行って大丈夫か?ベビーカーはOK?

多少混雑はしますが、町役場の真ん前以外は比較的空いています。
 
 

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まとめ

会津の三大奇祭と呼ばれる、会津坂下町の「坂下初市・奇祭大俵引き」は400年の伝統を誇る行事です。
 
 
雪が降る中、重さ5トンの大俵を100人ほどの下帯姿の男衆が引き合う様は、迫力と熱気があります。拾うと1年間福を授かる福豆俵まきなど、大勢の人で賑わいます。
 
 

大勢の観衆が集まる大俵引きと打って変わり、前日行われる祭りの始まりの儀式「市神様の移御」には2,3人しか観客がいないのも面白いです。小さな町で行われるお祭りですが、ぜひ一度みてもらいたいです。