子供を褒めて育てる正しい方法は?幼稚園児から小学生までの褒め方

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褒めること」は子供の教育にとって、非常に重要だと思います。

褒められて嫌な気分になる人はいませんよね^^

それと同じく、褒める行為は、子どもの成長期に良い影響を与えるのではないでしょうか。
 
 

でもココで悩ましいのが、
何でもかんでも褒めてしまうのはよいことなのか??

考えものですよね!!

成長過程にある子どもにとって、何でもかんでも褒めることが、逆効果になることもあるそうなんです。

「褒める」まで行かなくても、「よくやったね」「すごいね」と言い続けていると、やはり子どもがちょっと困った方向に進んでしまう可能性もあるので、親としては言葉の使い方に気をつけなくてはいけません。

そこで今回、幼稚園児から小学生までの正しい褒め方として、子どもにいい影響を与えられるよう言い方を工夫して子どもを「褒める」ための留意点をまとめてみました^^

頭がいいね、を連発しない

小さいうちから、文字を読んだり、大きな数字を数える子供がいます。

周りの大人からいつも「頭がいいね」「賢いね」と言われていると、子どもが自分はとても頭がいい、と思い込んでしまいます。

確かに小さいうちから出来ることはいいことですが、自分は頭がいいと思いこんで、逆に失敗は出来ない、と子どもが自分を縛ってしまう可能性があります。

頭がいい自分は失敗してはいけない、と失敗を恐れる子どもになってしまうそうです。

そのため、自分には出来そうにないなと思ったことにチャレンジしようという気持ちがなくなり、かえって伸び悩むことになります。

アメリカのスタンフォード大学の心理学教授が子供のグループで実験をして、その結果が実証されています。

過度に褒めるのは控えたいものですね。

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「上手」と言うだけでは不十分

上手ね」と褒めてあげると子どもは喜びます。

しかしぐちゃぐちゃに描いた絵まで「上手」と言う必要はありません。

ひどい絵ね、と言う訳にもいきませんが、その時には、

「これは何かな?」
と聞いてあげましょう。

お母さんにはわからない絵でも、描いた子どもはわかっています。

「これがママで、こっちが僕」
など説明してくれます。

その時に、

「なるほど、ありがとう。じゃあパパも描いてみようか」
とコメントしてください。

無理に「上手ね」と言う必要はありません。

自分を描いてくれているので、ありがとうの気持ちは伝えるといいですね。

お母さんに認められたことで、また描いてみようという気持ちになります。

一緒に描いてみるとさらに子供は喜ぶので、絵を楽しく学ぶ機会にもなります。

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具体的に褒めましょう

例えばボタンがなかなかうまく止められなかったのに、ある日突然出来るようになったらどうしましょう。

「よく出来たね」と早速言ってあげることが多いかもしれません。

勿論それでも子供は充分に嬉しいのですが、もう一言付け加えることで、自分がどんなことで褒められたのかを子どもがはっきりと理解します。

「ボタンが自分でちゃんと止められるようになったのは、すごいね」
と褒めてあげましょう。

子どもは、今回のボタンの様に何か達成すると褒めてもらえるというパターンが身につきます。

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小さなことでも、気付いて褒めましょう

親は普段から子どもの成長を気に留めていると思います。

子どもの成長も早いので、以前できなかったことが出来るようになったなど、小さいことはうっかりと気に留めずに素通りしてしまうかもしれません。

小さいことでも「あ、できている」と思ったら、すかさず

「〇〇が出来るようになったんだね。やったね」
としっかりと褒めてあげましょう。

私の息子が3歳くらいの時に、はさみがなかなか使えなくて悪戦苦闘していました。

そのうち使えるわとたいして気にしていなかったのですが、ある日ハサミを使って好きな絵を切り取っていました。

「わあ、はさみが上手に使えるようになったね」と前述の言葉を思い出して言ってみたら、得意になってドンドンハサミを使うようになりました。

親が子供に言うことで、「あー、そうだ、難しかったけどハサミが使えるようになったぞ」と子どもも気付いて自信をつけたのでしょう。

小さな子どもは、自分がいつの間にか出来るようになったことに気付いていない事もあります。

しっかりと認めてあげましょう。

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努力した過程を褒めましょう

何かの目標を達成するには、努力が必要です。

すんなり出来ることもあれば、なかなか難しく時間と努力が必要な場合もあります。

小さな子どもにとっては、多くのことが努力しないとできない事でしょう。

実際に努力しても失敗することもあります。

大切なのは、成功することよりも、その失敗の過程に経験したことこそが、これから将来に向けての成功につながっていくことです。

小さな子どもにそんなことを説明しても、今はまだ理解できないでしょう。

しかし今からできなかった場合でも努力したことを褒めるようにすれば、この過程も大切なんだと子どもが体で理解するようになります。

描いた絵を見て、

「一生懸命に絵を描いたね。うまく描けているよ」
とひとこと言ってあげましょう。

他の子どもと比較して褒めるのはやめましょう

「〇〇ちゃんより上手に出来たね、すごいね」
と人と比較するのはやめましょう。

誰とも比較して話さないようにしましょう。

子どもの進歩状況はそれぞれ違います。

得意なことも違うので、どこから早く芽が出るかは分かりません。

他の子どもと比較して褒めていると、子どもも他の子どもを見下したり、競争意識を持ったりする可能性があるので、注意してください。

褒めることは覚えておいて、早めに伝えましょう

子どもを褒めたいことが見つかっても、忙しいなどですぐに伝えられないこともあります。

必ず覚えておいて、タイミングを見て出来るだけ早めにひとこと褒めましょう。

褒める点があれば子どもにそのことを伝えることが重要です。

褒められることで、子どもも自分がどんなことが得意なのか認識します。

ゆくゆくは自分がどんな仕事につきたいのか、考えるようになります。

忘れそうなら、簡単にメモして、早めに伝えてあげましょう。

褒める時のコメントは短くしましょう

褒める時には、ひとことコメントをつけるといいのですが、子どもに長いコメントは必要ありません。

長い話は子どもには退屈です。

子どもが得意そうに絵を見せにきて、とても上手に描けていたら、

「この絵はとても色がきれいだね」
「上手に描けているね」
など短くてわかりやすいコメントをしましょう。

お母さんの言っていることがはっきりとわかる小学生でも、複雑なことを長々と言われると、最後まで聞いていません。

子どもに伝える事は、短く簡潔に言うことが大切です。

褒める時に、けなすのはやめましょう

「よくできているね。でもここをこうしたら、もっとよくなるよ」
と言うのはやめましょう。

親はアドバイスのつもりで言っていても、子どもは否定されたと思ってがっかりしています。

私の友人は、子どもの頃に絵を描くのが好きだったのですが、親の一言で絵を描くのが嫌いになったそうです。

父親が、
「この絵は上手だけど、もっとうまく描けるはずだよ」
と行ったことが原因です。

その一言で、子どもながら描きたいという気持ちを失ったそうです。

出来具合ばかりでなく、言動についても褒めましょう

絵がうまく描けた、ブロックがうまく積めた、などで褒めるのもいいですが、子どもの言動にも注意を向けましょう。

間違ったことをした子どもが、「ごめんなさい」とちゃんと言えたとしましょう。

「ありがとう」は言いやすいですが、「ごめんなさい」はなかなか言えませんね。

しかし子どもが一生懸命「ごめんなさい」を言えたら、「言ってくれてありがとう」とひとこと言いましょう。

兄弟姉妹で下の子のおもちゃが壊れて泣いていたのを見た上の子が、自分のおもちゃを貸してあげたとしましょう。

上の子と言ってもあまり変わらない年の子が、なかなかできることではありません。

その時も

「優しくしてくれてありがとう。ママは嬉しいわ」
と褒めてあげましょう。

このような感情面で褒めることは、子どもの情緒面に大きな影響を与えます。

「よくやった!」と思った時のご褒美

2歳3歳のトイレトレーニングは子どもにとっての大きな関門です。

トイレトレーニングを完了するまでには、何度もアクシデントが発生します。

そのアクシデントに対処する母親も、正直辛い時もあります。

イライラする時もありますが、母親と子供の二人三脚でやり遂げる大仕事と言ってもいいでしょう。

この大きな難関を突破出来た時は、子どもを褒めるのは勿論ですが、ご褒美をあげてもいいと思います。

初めて自分でトイレに行けたね、一緒にアイスクリームを食べてお祝いしよう。

など、すごいことが出来たんだよ、と頑張った結果達成できたことを印象付けてあげましょう。

子どもも苦しかったけど自分はやり遂げたんだ、一生懸命やり遂げるといいことがある、と感じるようになります。

ほめ過ぎてプレッシャーを与えないようにしましょう

自分の子どもの得意なことを、他人に自慢するのはやめましょう。

「うちの子は、アルファベットが言えるのよ。ほら皆さんに聞いてもらいましょう」など言って、子どもに言わせようとする人もがいます。

何度かそんな場面に出くわしたことがありますが、だいたいそういう時は子どもがしり込みしてやらないものです。

子どもが得意なことを知っていても、人に見せて自慢することが目的ではありません。

他人に披露することは目的が違います。

将来子どもの才能を育てるために褒めるのであって、子どもに変なプレッシャーを与えるのはいかがなものかと思います。

褒めればいいものでもありません

褒めると子供が喜ぶのは事実ですが、どんなことでも褒めていいわけではありません。

子どもの考えは非常に単純です。

どんなことでも褒めていれば、「適当にしていても、褒めてくれるのなら、一生懸命しなくてもいいや」と子ども心に感じてしまいます。

その結果、いい加減なことしかしなくなってきます。

大人もそうですが、子どもも苦労する作業よりも、簡単にできることの方がいいに決まっています。

でも、世の中はそうはいきませんね。

努力しただけのものが、そのままついてきます。

世の中をなめてかからないように、何でもかんでも褒めるのはよくありません。

「残念、もう少し頑張ろう」

アメリカの保育園の話ですが、子どもが上手に出来たときは、
Good Job!や Nice Job!
と言って褒めます。

ちょっと失敗した時には、
Nice Try!
「惜しかったね、でもがんばろう」と言います。

ボールを子供用ネットに入れたいけれどなかなか入らない、その場合はGood Job!ではなく、Nice Try!です。

失敗してもそれほど違和感のない言葉だと思いませんか。

日本語でも同じで、本当によくやったら「よくやったね」と言って褒めてください。

失敗した時は、温かく「惜しかったね。もう一度やってみようか」と優しく言ってみましょう。

失敗した時にはすぐに褒められないけれど、またトライしたらいいんだ、失敗しても大丈夫なんだ、と子どもが理解します。

得意顔を見逃さないようにしましょう

子どもが親を呼んで、自分の作った作品や絵を見せることがあります。

そんなときは、子どもの顔を見てみましょう。

ドヤ顔をしていると思います。
この顔を見たら、無条件で褒めるサインです。

自分は親に褒められるだけの大仕事をしたんだ!と言っている顔なのです。

その顔を見た時の作品は、子どもにしては本当にすごい作品だったりして、褒められるのを待っています。

子どもにとっての、大人へのサプライズですね。

その時は

「わーすごい。よくやったね」
と心から褒めてあげましょう。

細かい事が聞けそうなら、

「この帽子はママが持っているのと同じだね。同じ色も使っているね」
とさらに一緒に話の花を咲かせていきましょう。

たくさんポイントを挙げてみましたが、いかがでしょうか?

単に褒めるだけでなく、工夫しながら褒めることで、子どもも褒められ上手な子どもになります。

そうなると、もっと子供の成長に役立つ効果が得られます。

褒め上手になれるといいですね。

大人が褒め上手になれば、子どもは褒められ上手になります。

まとめ

正しい褒め方は、子供の成長にとって非常に重要な意味を持ちます。

いろいろな状況で褒められたことを糧にして、成長していきます。

褒め上手とは、適切な時に適切な方法で、相手が心地よくなるように褒めることです。

褒められ上手とは、褒められた一つ一つのことから、自分の本当の強みを発見し、さらに成長していくことです。

親子で本物の実力を見いだせるように、一生懸命一歩一歩進んでいきましょう。

子育てに一生懸命なママがいたら、ぜひシェアしてあげてください。ご自身でもブックマークなどで保存して、時々見直してください。

時々確認することで、子どもといい関係を築いていく手助けになればいいと思います。