鏡開きどうしたらいいの!?正しいやり方で2019年の開運をしよう

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知っておきたい鏡開きの由来とは

最近では鏡餅は飾ってあるけど鏡開きをしていない、という方は多いのではないでしょうか。

元々鏡開きは神事の一つです。

どうやって行うのか、鏡開きを何故行うのか、ということを知っておきましょう。

実は昔は鏡餅というのは青銅製の丸い形をしたものであり、それに神様が宿るものとしていました。

天照大神が瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)に三種の神器と呼ばれる八尺瓊勾玉(ヤサカニノマガタマ)、雨叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)、八咫の鏡(ヤタカノカガミ)を授けたと言われています。

この八咫の鏡を象ったものが鏡餅の原型なのです。

元々鏡は自身を鑑みるためのものと考えられ、鑑み餅と言われていたものが詰まって鏡餅になったと言われています。

お正月の松の内には年神様が回っており、年神様が鏡餅に宿ると言われています。

その神様の力の宿ったお餅をお汁粉や雑煮にして食すことによって、その年の無病息災を願うというものです。

鏡餅は平安時代には存在し、源氏物語にも出てきているのです。

かつてはお祝い事に用いていました。鏡餅をお正月に供えるようになったのは室町時代と言われています。

鏡開きを行うという行為が広まったのは江戸時代初期の武家において広まったものと言われています。

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鏡開きの基本的な進め方

そんな鏡開きはどう行えばよいのでしょうか。

関東では1月11日、関西では1月20日と言われています。

元々は松の内が1月15日までだったので鏡開きは1月20日だったのですが、徳川家光が4月20日に亡くなったことから20日という日を避けて11日にずらされたのです。

また、関東では11日にずれたことによって松の内は7日までと短縮され、それが今の日本における正月の基準となっています。

そんな鏡開きの方法は刃物を使ってはいけないというのが鉄則です。

これには2つの理由があると言われています。まず一つ目が鏡餅は年神様に捧げたものです。

そして神様の力を譲り受けたものに対して刃物を向けるということは大変な失礼な行為になります。

もう一つは元々江戸時代初期に武家で広まったものです。

武家において刃物を向けるということは切腹をイメージするため大変縁起の悪いことと言われています。

この2つの理由から刃物は用いずに木槌や手等で叩き割る必要があるのです。

しかし木槌で割るには相当乾燥している必要があるので、そのような場合には電子レンジで20秒から30秒程温めるか一晩水に浸けて柔らかくする必要があります。

また、「割る」という表現も縁起が悪いため、末広がりを意味している「開く」という言葉を用いています。

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セレモニーなんかの大舞台ではどうしたらいいの!?

しかし会社で仕事始めの際に飾ってあった鏡餅で鏡開きを行う、という場合もあります。

ですが明らかに鏡餅を叩き割るという鏡開きだけでは華やかさに欠けますよね。

そういった場合には少し華やかに樽酒を割るというケースがあります。

樽酒の上蓋の部分は丸鏡と形が似ていることから鏡と言われています。

その鏡を割るということで鏡餅の鏡開きの代替として行い、その樽酒のお酒を人々に振舞うのです。

そのお酒を人々に振舞うことによってその年の無病息災という祈願成就を祈って飲み交わすのです。

樽酒を割る時には数人で木槌で叩くのですが、その時に大きな声で掛け声をかけるものとされており、声が大きいほど福を呼び込むと言われています。

また、樽酒による鏡開きは新年のお祝いとしてだけではなく、結婚披露宴や創立記念日等お祝いの席において新たな門出を祝福してその後の健康や幸福を祈るものとしても行われています。

元々日本において酒というのは農民において唯一許された娯楽であり、同時に神事にも必ず用いられる存在です。米から出来ている日本酒は神聖なものであると考えられ、神事に供えられ、祈願後にそのお酒を飲み交わしながら祈願成就を祈っていました。

お酒というものは神聖なものであると同時に縁起物でもあると考えられていたのです。

鏡開きと鏡割りは何が違うの!?

鏡開きと鏡割り、両方効くけれどもどっちが正しいの、何が違うの、と思ったことありませんか?実はそんな違わないのです。

前述にもある通り「割り」では縁起が悪いため「開き」と言い換えた形になります。

厳密に言うと、鏡開きと言うのは鏡餅を木槌で叩き割ること、鏡割りと言うのは樽酒を叩き割ることとされています。

ですが結局樽酒の鏡割りもお祝いの席にて行うので縁起の悪い鏡割りという言葉は避けて鏡開きといわれ、現在では区別はないようです。

やり方に関しても刃物を使わず木槌や手を用いて刃物は使わない、という点は共通です。違うのは鏡割りはお祝いの席で大勢の前で行うため、福を呼び込むために大きな掛け声をかけて割るという位で、大きな違いもありません。

いかがでしたでしょうか。最近では鏡餅を飾っていないし、飾っても鏡開きを行わないというご家庭も多いと思います。

ですがその年一年の福や無病息災を祈って鏡開きを行ってみるのも良いでしょう。

鏡餅も真空パックになっているものや鏡餅の形の張りぼてに個別包装のお餅が入っているだけの場合も多く木槌を使う必要もありません。

ですが鏡開きとはどんなものなのかを意識しながら来年は鏡開きを楽しんでみませんか?