お歳暮をもらったら? お礼状やお返しはいつまでにするのがマナー?

読了時間

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

お歳暮の意味は? どんな相手に贈るもの?

お歳暮という漢字を見て分かる通り、「歳の暮れ」つまり年末を意味しています。

お歳暮には一年の終わりにお世話になった方々へ今年一年お世話になった御礼、そして来年も宜しくお願いします、という意味が込められており、お盆時期に贈るお中元とあわせて大切な人への贈り物として欠かせないものです。

江戸時代のお正月に行われていた御霊祭という祭事の際の、お供え物を本家に届けるという風習が由来とされており、祭事がなくなってしまった後でもそのお供え物を届けるという風習だけが残り、お世話になった人に贈り物を届けるという現在のお歳暮の習慣へと変わっていったそうです。

明確にどの人に贈る、というルールがあるわけではありませんが、一般的には離れて暮らす両親や親せきに贈ることが多く、ひと昔前は会社の上司に贈るというケースが多かったようですがそれは徐々に少なくなっているようです。

贈り物の値段は3,000円〜5,000円くらいを中心に、お世話になった度合と、贈る方との関係性によって決めるのが一般的です。

また、贈る方との関係が破たんするような出来事が起きない限り、毎年続けて贈ることがマナーとされていますので、年によって値段にばらつきが無いように気を付けましょう。

Sponsored Link

お歳暮をもらったらお返しを送るべき? それともお礼状を送るべき?

お歳暮をもらった場合のお返しは、基本的には不要とされていますが、例えばもらった相手が、会社の同僚や友人、また子供の友達の親(ママ友など)からのお歳暮には、お返しをした方がいいというのが一般的な考え方です。

割と近しい間柄で、お歳暮のやり取りだけでなく日頃からコミュニケーションを取る必要がある相手の場合、同等の立場を保つということが円滑に付き合うためには大切ですので、頂いた場合は同じくらいの価格のものをお返しするというのがいいでしょう。

ただし取引先から会社宛にもらったもの、仲人をした夫婦からのもの、また自身の役職がかなり上の立場の場合の一般社員クラスから贈られたものに関しては、お返しをするケースは少ないようです。

ただ何れにせよ受取側からの反応が何もないと贈った側に対して、きちんと届いているだろうか、贈ったものが気に入らなかったのでは、と不安に感じさせることになりますので、お歳暮が届いたら御礼の言葉とともに受け取った旨をすみやかに伝えるようにしましょう。

形式としては御礼状を出すのが丁寧ですが、親しい間柄であれば電話やメールで伝える人も増えているようです。

御礼の気持ちを贈ってくれているのですから、最低限のマナーで返しましょう。

お歳暮のお礼状はいつまでに書く? 出し忘れたら年賀状にお礼を書いてもいいの?

お歳暮の御礼状は、頂いたら出来るだけ早く出すことがマナーです。

遅くとも3~4日以内には御礼状を発送するのがよいでしょう。

御礼状の目的は、きちんと届きましたというお知らせと、感謝の気持ちを伝えることですので、遅くなってしまっては失礼にあたります。

お返しの贈り物を準備しており発送しようと思っている、または直接渡そうと思っているが発送できる日や渡せる日がまだ少し先、というような場合は、先に御礼状だけでも送るのが無難でしょう。

近しい間柄であれば、先に電話やメールで御礼を伝えてもいいかもしれません。

また御礼状の形式はハガキでも良いですが、手紙の方がより丁寧な印象になりますので目上の方や上司への御礼状は封書の方がいいかもしれません。

毎年頂いてもこちらはお返しができない、する予定がないという場合は、来年からはお歳暮を贈らないで欲しい、と思うこともあるかと思います。

その際には、御礼状に「今後はこのようなお気遣いはなさらないでください」という旨のひと言を添えるとよいでしょう。

ただし、今後はお歳暮を贈らないで欲しいからといって、御礼状も出さない、電話もメールもしないというのはマナー違反ですので、連絡は必ずするようにしましょう。

Sponsored Link

相手を気づかうメッセージで差をつける! お歳暮のお礼状テンプレート集

普段から手紙を書き慣れている人はいいですが、滅多に書かないという人にとって御礼状を書くというのはハードルが高い作業かもしれません。

全体の構成を大まかに決めることから始めるといいでしょう。

下記のような流れで書いてみるとスムーズです。

例文1
拝啓寒さ厳しき折、〇〇様におかれましてはいかがお過ごしでいらっしゃいますか?
このたびは大変素敵なお品を頂戴しまして、本当にありがとうございました。
早速家族全員で頂きましたところ、今まで食べたことのないくらいの美味しさに、感激致しました。いつもながら細やかなお心遣いに感謝申し上げます。師走に入りあわただしくお過ごしのことと存じますが、体調にはくれぐれもお気をつけ下さい。
取り急ぎお礼を申し上げたくお便りを致しました。
敬具

お返しの品を贈る際にはその旨を記載するといいでしょう。

例文2
拝啓師走に入りあわただしく時間が過ぎる毎日ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、このたびは大変結構なお品を頂戴し誠に有難うございました。
とても美味しく上品なお味で子供たちも大喜びでした。
本日心ばかりの品を送りましたのでお口に合うかどうかわかりませんが、ご笑納下さい。
年末に向けてますますお忙しいかと存じますがどうぞご自愛下さい。
略儀ながら取り急ぎ御礼申し上げます。
敬具

親しい友人なら堅苦しい言葉ではなく柔らかい表現にするなど、相手方との関係性を踏まえて言葉を選びましょう。