卵と納豆は食べ合わせが悪いの?栄養を損なわない調理例も!

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納豆も卵も体にいい食材です。どちらも栄養がたくさん詰まっている、いい食品ですよね

ですが、卵と納豆を一緒に食べると食べ合わせが良くない、聞いたことがあります。

どちらも体にいい食品なのに、一緒に食べるのはよくないの?

そうなのですが、これにはある理由があるのです。

調理方法を工夫することで、一緒に食べても問題ない組み合わせになります。

卵と納豆を食べる時のコツを紹介します。

卵と納豆の食べ合わせとは?

複数の食材の栄養素の相性の良し悪しが「食べ合わせ」と言われるものです。

一緒に食べることで効果がプラスされる食べ合わせがあるのですが、その一方一緒に食べるとせっかくの栄養をマイナスにしてしまう、残念な食べ合わせもあります。

今回の「卵」と「納豆」もそれぞれは優秀な食材なのですが、一緒に食べるとマイナスになる残念な食べ合わせなのです。

まずは食べ合わせが悪いと言われる原因を紹介します。

★卵と納豆の食べ合わせが悪い理由

どちらでも単品では優秀な食材です。ところが卵白に含まれる「アビジン」というたんぱく質成分が、食べ合わせが悪いと言われる原因です。

このアビジンは、納豆や卵黄に含まれる「ビオチン」というビタミンと結合しやすく、ビオチンが体内に吸収されるのを邪魔します。

ではビオチンとはなんでしょうか?

ビタミンBやビタミンHとも呼ばれる成分で
・皮膚を正常な状態に保つ
・髪を元気にする
ために必要なビタミンです。

このビオチンが不足すると、肌荒れや抜け毛の原因となります。

アトピーなどの皮膚疾患やお肌のトラブルがある人、抜け毛に悩んでいる人には困る食べ合わせなのです。

★絶対に一緒に食べたらダメ?

では卵と納豆は絶対に一緒に食べてはダメな食材なのでしょうか?

一緒に食べてはいけないのは、ビタミンの一種ビオチンが吸収されなくなるからです。

なので肌のトラブルがなく、美肌をどうしても保ちたい!という人、抜け毛が許せない!という人以外は、それほど気にしなくてもいいのではないかなと思います。あくまでも個人的な見解ですけどね。

その一方で、卵と納豆の食べ合わせで良い効果もあります。

★卵と納豆の食べ合わせで効果が上がる成分

卵と納豆はどちらも優れたたんぱく質を多く含んでいます。それぞれに違ったビタミンなどの栄養素が含まれています。

なので、一緒に食べることで足りない栄養を補うことができます。

・ナットウキナーゼ
効果が上がるものとしては、納豆の血液サラサラ効果があります。

ナットウキナーゼという酵素が血液をサラサラにしてくれるのですが、卵の白身に含まれるたんぱく質がその働きをさらに活発にしてくれます。

血液サラサラ効果が、さらにアップしてサラサラになるのです。

・カルシウム
ナットウキナーゼの他にも、納豆に含まれるカルシウムと卵のビタミンDを一緒に取ると、ビタミンDがカルシウムの吸収を助けてくれます。

心筋梗塞や脳梗塞、骨粗しょう症のリスクを減らしたい人にとっては、積極的に摂りたい組み合わせですね。

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卵や納豆の栄養を減らさない食べ方

卵と納豆を一緒に食べることで効果的にアップする一面と、お互いに邪魔する残念な一面もある、この食べ合わせ。ですが一手間加えるだけで栄養が損ない方法があるのです。

美肌効果も捨てがたいけど、血液サラサラ効果も欲しい、という人はぜひ試してみてください。

★黄身だけを使うといいの?

卵白に含まれているアビジンが美肌をさまたげるのなら、手っ取り早く卵黄だけを納豆と一緒に食べるようにするといいと思いませんか。

残った卵白は味噌汁に入れたり、お菓子作りに利用して、無駄のないように使いたいですね。

主婦としては食材を捨てるのは避けたいところ。

ただ、卵白は美肌にとってはよくないのですが、血液サラサラ効果には捨てがたい成分です。

美肌と血液サラサラ、どちらを取るかは難しい問題ですね。

★加熱するのもおススメ

美肌効果も捨てがたいが、卵と納豆の良い相乗効果も欲しい!そういう時には加熱がおススメです。

卵白に含まれるアビジンという困った成分は、加熱するとビオチンと結合しなくなります。

かといってゆで卵にすると納豆と混ぜるのが大変ですよね。ここは温泉卵がおススメです。

朝の時間のない時に温泉卵なんて作っていられない!という場合には、電子レンジを活用して温泉卵を時短で作りましょう。

【作り方】
耐熱容器に少し水を入れる。

卵白を入れて20秒レンジで加熱する。

卵白が白くなったら黄身を入れて納豆と混ぜる。

最初に水を少し入れることで、容器に卵白がくっつきにくくなります。

電子レンジの加熱状況がそれぞれ違うので、自宅の電子レンジでちょうどいい秒数を探してみましょう。

納豆オムレツもいい食べ合わせです。

納豆を加熱しすぎるとせっかくのナットウキナーゼが効果を発揮しなくなります。ある程度卵が固まったら、最後に納豆を包むようにするのがおススメです。

まとめ

卵と納豆の食べ合わせは、良い面と残念な面の両方があることが分かりました。

でも卵白を加熱すると、その残念な面がなくなって、良い面だけの素晴らしい効果を得ることができます。

正しい知識がないままに、卵と納豆の組み合わせを放棄するのは非常にもったいないです。

欲張りな主婦としては、卵と納豆の食べ合わせの良い効果を積極的に取り入れて、家族の健康をサポートしていきましょう。