咳喘息は治らないもの「突然の発作時の応急処置」咳をとめる方法は?

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普段は平気ででも、自分でも自覚がないくらいの風邪の引き始めや、台風などの気圧や、煙、香水の臭いなどで急に息が苦しくなっで咳がでる。

咳だけがいつまでも長く残る。ゼーゼー・ヒューヒューとなるわけではないけれど、空咳が長い間続いてしまう。

そんな症状に悩まされている方いませんか?

その症状はもしかすると咳喘息かといわれる症状かもしれません。

咳喘息とは昼間はさほど咳き込むことも少ないため日常生活に支障はないからと放っておきがちですが、酷くなると気管支喘息に移行することもある病気なのです。

でも咳喘息って治療すれば治るものなんでしょうか?

ここでは咳喘息など季節の変わり目などに多くなりがちな呼吸器症状についてご紹介します。

まずは咳喘息とは?

一度咳が出始めてから3週間以上もの咳が続いた場合は要注意です!

この様な場合は咳喘息の可能性があります。

なかなか咳が治らないな?と思ったら早めに治療を行わないと喘息になってしまうこともあるあります。

最近になって咳喘息を患う患者が増加しているともいわれています。

ただの風邪だから大丈夫!と思わず、咳が長引くときには早め病院へ受診することをおすすめします。

症状が出ているときの喘息は苦しいですよね?

我慢しようとしても咳が出てしまうので、周囲に人がいるとき咳ばかりしてしまって気まずいですよね。
下手すると、慢性的な喘息になりますから吸入して症状を止めるべきと思います。

ただし、呼吸器、アレルギー専門の内科を一度受診されると、今はあっという間に発作が治まるステロイドの入った吸入器を処方してくれます。

喘息も咳喘息も原因は同じなので、喘息と同じ吸入器で症状は治まります。

ステロイド剤という過剰反応されるかもしれないのですが、ステロイドで治療をしないと、本物のぜんそくに移行する危険もあるということです。

心臓が悪い人にはちょっとオススメ出来ませんが、そんなに大きくもなし重くもないので持ち運びも楽です。

持ってるだけで安心感が得られますので、もう喘息は怖くありません。

そして喘息は治りません。

いったん収まることがあるため、治ったと勘違いしますが症状が出てないだけです。

なので症状がないからと自己判断で治療を中断することは良くないですね。

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咳喘息が進むとどうなるの?

咳喘息になった方の約3割は、将来に気管支喘息になりやすいといいます。

夜間や早朝になると咳が出たり、ゼーゼー・ヒューヒューと息苦しくなってしまったり、という症状が出る気管支喘息は、生活の質を著しく下げてしまう病気です。

気管支喘息は酷い発作を起こした場合、死に至ることもありますので早めの対処をしたいですね。

近年増えている小児喘息と大人の気管支喘息とがあります。

大人の喘息

何によって気道の炎症が起きるのかはまだハッキリとした解明はされていませんが、アレルギー反応によって発症するケースとそうでないものの2種類のパターンで発症するケースがあることが分かってきました。

アトピー型
アレルギー反応を身体起こして炎症が起こります。アレルギー反応は、免疫反応が私たちの身体を守るために過剰に働いた結果起きるものです。
 

免疫反応とは、ウイルスや細菌などの有害な物質が身体に入ってきたときに、やっつけようとする仕組みですね。
 
しかし、アレルギー反応は花粉やハウスダストなどの害のない物質も悪いものと認識してしまい、ウイルスなどを排除するような反応を起こします。
 
気道に入ってきたいらない物質を身体の外に追い出そうとする働きをして、気管支の筋肉を収縮させ、気道の粘膜から分泌物を沢山出し、洗い流そうとする結果咳、痰、呼吸困難などといった症状を招きます。
 

これらの症状が急激に起きた場合喘息発作に繋がるのです。
 

アトピー型の喘息は発作が時間差で起こり、1度目は、アレルゲンを吸入してから約数分から30分前後で現れます。
 
一度目の発作がおさまってからおよそ 3~6時間後に二度目の発作が起こります。
 
このように発作が繰り返し起こることによって気道の炎症が進み、状態が悪化していくのです。

非アトピー型
様々な物が刺激となるため原因となる物質が特定できないけれど炎症を引き起こすのが非アトピー型です。
 
発作を起こす引き金となるのは、風邪インフルエンザタバコの煙大気汚染気圧の変化ストレスなど様々なものが考えられます。
 
また、体調によって変化があり同じ刺激でも発作が起こったり、起こらなかったりすることもあります。

気道は、空気の通り道として肺と外界を繋いでいます。

もちろん空気だけでなく、ウイルス、細菌、ごみ、など身体にとって悪い影響をもたらすものも通ってしまいます。

気道の粘膜がフィルターとなり有害な物質は通さず捕まえて排除する働きをします。

しかし喘息を起こすと、気道の粘膜がむくむため、筋肉が収縮してしまい粘液の分泌が増え、気道を狭めてしまいます。

そのため、少しの刺激でも収縮を起こしやすくなっていきます。

気道が炎症を起こすたびに、過敏になるため刺激に反応しやすくなります。

治療をせず放っておくと、小さな刺激にも反応するようになり、発作を起しやすくなってしまいます。

発作の回数が増えると気道の内側が傷つけられることが増えるため、気道の狭まりを修復することができません。

まだ修復が不完全な状態のまま発作を起こすと、気道がどんどん狭くなっていき、さらに発作を起こすという悪循環が起きてしまうのです。

小児喘息

ダニ、ホコリや花粉などのアレルゲンや風邪のウイルス、気圧の変化、運動やストレスなどが引き金となり、気道の炎症が悪化してしまい気管支喘息の発作が起こります。

発作が起きやすい時間帯は、個人差がありますが、夕方以降が多く特に寝入りばなや明け方など体温が上昇したりした時に起きることが多いです。

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突然の発作時の応急処置は?

咳が酷い状態が続くと、日常生活もままならない状況になってしまいます。

夜も眠れないほど咳込む場合は薬を飲んだり、日常生活の中で簡単にできるセルフケアを試すのと良いかもしれません。

発作の原因を取り除く
ホコリやタバコの煙がある場合は部屋のこまめに空気を入れ替えましょう。
 
咳は、空気中の異物が気道に入ることで起こしますので、空気清浄機を使って空気中から異物を排除してしまえば、咳を抑えることができるのです。
 
こまめに部屋の換気をし掃除してホコリを除去しておくことも、予防につながります。
加湿器を使う
咳は「痰を出そうとする」働きをするために起こる症状です。
 
ですから、単純に咳を早く止めるためには、痰を出し切ってしまうのが近道となります。
 
痰を出すためには乾燥は天敵です。
 
こまめに水分を補給したり、加湿器を使ったりして空気を加湿させることが効果的です。
 
この時の適正湿度は、60~80%程度です。
 
湿度を上げすぎてしまうと今度はウイルスやカビが繁殖しやすくなってしまい逆効果になってしまうので気をつけてください。
食事に気をつける
咳が出る時はアルコールや唐辛子など刺激の強い食べ物は喉から水分を奪ってしまい、痰を増やす原因となってしまいます。
 
痰が増えるとそれを排除しようとして咳も多くなるので、注意が必要です。
 
咳を止める効果がある食べ物としてよく言われているのが、大根です。
 
大根に含まれる辛み成分・アリル化合物には殺菌作用や抗炎症作用があるため、咳や喉の痛みを鎮めてくれるのです。
首まわりを温める
東洋医学によると、大椎(だいつい)というツボをドライヤーやカイロで温めることで咳を止める作用があると言われています。
 
ではツボはどこにあるのか?簡単です。
 
首を前に曲げたときに、出っ張る骨の下のくぼみ部分が大椎というツボになります。
 
咳止めや喉の痛みに効果があるだけでなく、風邪の引き始めの症状の改善に効果を発揮してくれます。
 
首を温めることで、自然と喉の内部も温まります。温めるときはくれぐれも、やけどをしないように注意してくださいね。
はちみつを摂る
古くからよく言われている民間療法の一つなので、聞いたことがある人もいると思います。
 
はちみつに含まれているフラボノイドという成分には、炎症をやわらげ、殺菌する効果があります。
 
お湯で割ったり、レモネードにしたりして飲んだり大根のはちみつ漬けなどオススメです。
 
ただし、はちみつにはボツリヌス菌が含まれている場合があります。
 
この菌は大人の腸内では繁殖しないため安全なのですが、腸内細菌が少ない1歳以下の乳児には与えないよう注意してください。
水分をしっかりとる
発作時は、気管支の中のたんが粘度を増して切れにくくなり、呼吸が荒くなるので身体が水分不足になってしまいます。
 
でも喉が冷えてしまうと甲状腺の働きが弱まります。
 
甲状腺の働きが弱ってしまうと免疫力が落ちてしまうのです。
 
そのため、咳を止めるには喉を温めることも大切なのです。
 
ただし、熱すぎると逆効果で粘膜を傷つけて痰の分泌を増やしてしまうことになり、咳を悪化させる原因となります。
 
湯冷まし、果汁、麦茶など飲みやすいものを少しずつ飲みましょう。
 
温かいお茶などをゆっくり飲んだり、蒸気による加湿効果も見込めます。
座った姿勢をとる
身体が横になっているよりも座った姿勢の方が、呼吸が楽にできます。
 
乳児の場合は、抱っこや背中の部分に高さを作り楽にしてあげてもよいでしょう。
腹式呼吸をする
お腹の筋肉を使った腹式呼吸をすることで、気管支が楽になります。
 
ゆっくりと鼻から息を吸い、口から吐くという腹式呼吸を身につけてみるのもオススメです。
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終わりに

咳止め薬は多くの種類のものが市販されていますが、選ぶ際には「痰が絡んだ咳が出ているかどうか」ということにポイントを置くことが大切です。

痰が絡んだ咳の場合
一般的な風邪の場合は、痰が絡んだ「ゴホゴホ」という咳が出ることが多いです。

この場合は、去痰成分のLカルボシステインや気道を拡げる成分の入った薬を選ぶと良いでしょう。

痰が絡まない咳の場合
痰は絡んでいないが「コホコホ」という咳が出る場合は気管支や気道の炎症による咳が出ています。

この場合は、直接咳中枢に作用する鎮咳薬が効果的です。

薬剤師さんに相談する場合、

「いつから咳が出始めているのか」

「ほかに風邪の症状はあるのか」

「喘息の持病はあるか」

などを伝えて、症状に合った薬を選んでもらいましょう。

市販薬を服用する場合には、用法・用量をきちんと確認することも忘れないでください。

それでも改善しない場合やあまりにも症状が酷かったり、長く続く場合には、ためらわずにかかりつけの病院で医師と相談してくださいね。

飲み薬や吸入など主治医から指示される対応方法を行うのがよいでしょう。

それから喘息発作はいつ起きるのか分からないので、いざというときに慌てないためにも、発作の時に使う薬の種類と残っている薬の量をしっかりと把握しておきましょう。